犬のしつけに適した遊び
犬のしつけをするということは、厳しい訓練をするということだけではありません。軍用犬とか猟犬とかではなく、ごく普通のペットとして人間社会や飼い主と協調させていきたいというだけなのであれば、過酷なトレーニングが必要というわけではありませんね。 もっとも、そうした専門の訓練であったとしても、犬自身も楽しみながらできるように工夫して、効果をあげているという実例がたくさんあります。そして飼い犬としてのしつけを覚えさせることであればなおさら、遊びの要素も取り入れたトレーニングにしていけば、飼い主も犬自身も楽しいですし、効果的でもあります。
犬はもともと社交的な動物ではありますが、群れで生活するように造られているため上下関係を鋭く意識します。ですから遊びながらでも周りとの関係を意識しているため、遊びを通じて飼い主との適切な主従関係を築いていくことができるのです。 たとえば子犬のころから一緒に遊びつつ、飼い主に注目させるようにすればよいでしょう。遊び道具は何でもよく、ボールでもネコじゃらしのようなものでも何でも構いませんが、ひとつ注意したいのは、犬は知能の低い子犬の時期はそうした道具も生き物に見えてしまうことがあるということです。 たとえばヒモやリードで犬を制御していることがあると思いますが、これは道具というよりも自分の邪魔をしているヤツと認識していることがあります。ですからハッキリと遊び道具だと分かるもので遊ぶと良いかもしれません。
ひとつの方法としては、ボール遊びをしつつ、そのボールで遊ぶ前の動作ひとつひとつに「すわれ」や「待て」を含めるようにします。その動作がきちんとできたらボールを与えて遊ばせ、また次の遊びに行く前にしつけの訓練をするということです。ボールを投げる→回収する→訓練するというパターンを繰り返していけば、「リーダーに従えば楽しい思いができる」と学習していくことでしょう。
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