不妊症の治療
不妊症の治療の基本は、不妊の原因を診断する事で、その原因を治療することにより妊娠に導くという方法です。
①排卵誘発剤・・・卵巣から、排卵を促す為の薬を使用します。排卵誘発剤のほとんどは、ホルモンです。 また、多数の卵子が放出され多胎妊娠になる場合、卵巣過剰刺激症候群になる場合もあります。
②腹腔鏡手術・・・お腹に2~3cmの小さな穴を開けて、腹腔鏡で内部を見ながら処置を行うことができます。
③体外受精:顕微授精(ICSI)・・・顕微授精の過程は、体外受精:胚移植と同じです。「受精」の過程で、 顕微鏡を使って卵子に精子を注入します。精子不動等などで、自然受精が困難な場合に行われます。
④体外受精:胚移植(IVF-ET)・・・体外受精は精子と卵子の採取し、体の外で受精させて、受精卵を子宮内に戻す 方法です。卵管に問題がある場合や人工授精を繰り返しても、妊娠しない場合などに行われます。
⑤人口受精・・・精液を直接子宮内へ注入します。副作用があり、精液内の精子以外の 物質が原因で腹痛や発熱が起こす事があります。一過性の副作用ですので、その後妊娠には問題がありません。
⑥タイミング法・・・妊娠する為に、一番大事な事が精子と卵子が出会うタイミングです。 卵子は排卵から6時間、精子は射精後48時間という限られた時間で出会わなければいけません。 その為には”基礎体温表”をつけ、排卵がいつなのか知る必要があります。基礎体温が分かりずらい場合は、 市販の排卵検査薬を使用するとよいでしょう。
⑦代理出産・・・卵子と精子を顕微授精により授精させ、授精卵を第三者の協力者は着床させることで、妊娠・出産して もらう方法です。卵巣があり卵子の製造はできるが、子宮が妊娠できる状態に無い場合の方の為に用意された手段です。
⑧漢方治療・・・不妊症に使われる漢方薬は沢山あります。漢方薬の特徴は「体の調子を整える事」です。 東洋医学的な診察(脈・舌・お腹)の結果で処方されるのが、理想であり効率的です。
近年の生殖医療の技術進歩は、めざましいものがあります。治療を希望した不妊夫婦の約3/4は、自分の子供を
妊娠できることを知っておいて下さい。
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